Time Has Come !

月はどっちに出ている　[プロレス・格闘技]

2014年の観戦はプロレスリングU-STYLE→ハードヒットという最高の締めとなりました。
一週間前の観戦なので詳細な試合結果についてはDDT公式とかバトルニュースさんでご確認いただくとして。

観戦中に酸欠を起こしたのは初めてのことかもしれません。
いや、これまでも観戦中は息をするのを忘れてしまうくらいだったのですが、明らかに体調が悪くなる程度に酸欠を起こしたのは初めてだと思います。
そしてメインでは新生となってからのハードヒットのアレコレが走馬灯（not蒼魔刀）のように駆け巡り、隣にいた息子が引く程度に泣いてしまうというアレでした。

ハードヒット観戦後には毎回いろいろ考え込んでしまっていました。
でも今回はそれがありませんでした。

試合内容が、ということでもなく、
興行全体が、ということでもなく、

ハードヒット前日は上述したようにU-STYLEという興行があって、佐藤光留選手や小林裕選手が出場されていたので観戦してきたわけですが、その興行のメインでベルトを奪取した原学選手が
「明日のハードヒット、すげえ出たかったのに！」
と、次期挑戦者でありハードヒット出場を早々と決めていた小林裕選手を前に仰っていて、
ハードヒットはこういう興行になったんだなあ、と個人的に感動した、という前フリがあり、

ハードヒット当日にはたくさんのお客さんが新宿FACEに集まって、いざ試合が始まったら若手の方からベテランの選手までがあんなにも素晴らしい試合をしていて、

今までは
「どうすればハードヒットを知らない人に認知されるのかな」とか
「どうすればお客さんもっと増えるのかな」とか
そんなことばかり考えていたのですが、

興行が終わった時にはそんなのどうでもよくなっちゃったんだと思います。
私が今見たものがすべてなんだな、と。
是非出させてください！と言ってくれる選手がたくさんいて、興行が終わったらお客さんがみんな満足していて、もうこれ以上のことはないなと思いました。
私、見る側なのにいつも考えすぎなんだよね…。

ま、そんなこんなで私の記憶が許す限り小学生並の感想などを。

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QUIT30@横須賀1030　※ネタバレもあるよ　[出戻りFANKS]

ネタバレは下のほうに書きますので、ライブ見るまでセットリストなんか見ない！という方は途中で切り上げるのが吉だと思います。

ということで行ってまいりましたQUIT30@よこすか芸術劇場。
神奈川県内なのになぜこんなに遠いのだ横須賀市…（溝の口からは1時間半くらい）。
まあ首都圏以外から泊りがけとか高速バスなどで足を運ばれた方もいらっしゃるのを考えたら贅沢な話なのでしょうけども。

そもそも私がチケットを自ら手配して音楽系のイベントに行く、ということ自体が十数年ぶりの事でした。
最後は誰のライブだったのかなあ。
赤坂ブリッツの布袋さん？
西武球場の美里さん？
連れていかれたライブだったら渋谷のどっかで斉藤和義さんだったような…（バラードで寝るという体たらく）。

TM NETWORKに限って言えば、これは前にも何度か書いていますが1989年のCAROLツアー2回＋年末のBIG EOS DAY（YAMAHAのイベント）に行ったきり、25年ぶりのライブ参加となります。
25年…私にもいろいろあったよね…。
まあそんなことはさておき、まずはネタバレしない内容で少し。

よこすか芸術劇場は、とてもとてもきれいな会場でした。
普段後楽園ホールや新木場1stリングに行ってる身としては恐れ多いほどきれいな会場で、息子氏からも
「ここトイレがめっちゃきれい！！！」
と感激の声が上がるほどでした。
さて、息子氏はどこの会場のトイレと比べたんでしょうか？

武道館や横浜アリーナでしかTMを見ていない私にとって、キャパ2000程度の会場でライブを見られることはとても贅沢で、とても幸せなことでした。しかも、ステージ向かって一番右端とはいえ私たちの前には席が2列しかないという…実際席に座ってみるとあまりの距離のなさにびっくりしてしまいました。
劇場は5階席まである構造でしたが、おそらく5階席からも相当見やすかったのではないかと思います。なんと表現するとわかりやすいかな…円筒みたいな感じ？
東京グローブ座が5階席まであるみたいな…これはわかりにくいか…
まあ、そんな感じです。

ライブは本当に楽しくて幸せで、本当に行ってよかったです。
初日参加の方から「号泣した」というような話を漏れ聞いていたので涙を拭く用・汗を拭く用のタオルを用意して挑みましたが、正直ほとんど泣かなかったです。
宇都宮さんが登場した時に「ああああ本物のウツが私の目の前にいるうううううううう」ということで泣いただけです。泣いたんじゃんとか言わない。
TMの3人＋サポートの2人の皆さんも本当に楽しそうで、終始ニコニコしていたのが印象的でした。本当に楽しかったなあ。

ということでここからネタバレ含めていろいろ書きます。

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ネタバレするよ！

CAROLは1989年に制作された1991年のお話なのよね　[出戻りFANKS]

「CAROL -A DAY IN THE GIRL'S LIFE 1991-」は1989年に発表されたTM NETWORKのアルバムであり、木根尚登さんの小説であったり、TMのツアーでもありました。
ここまで何度か書いている通り、1989年というのは私が一番TM NETWORKに時間とお金を書けた年で、このツアーにはなぜか2回も行っていました（しかも1回目のことはほとんど覚えてない）。

もう小説は絶版になっているので、もしかすると古本屋さんで入手できるかもしれません。
89年に私もハードカバーのほうを購入したはずなのですがすでになく、最近になって古本で文庫版を入手しました。で、アルバム聞きながら読んで号泣みたいな。年を取ると涙腺がゆるゆるで困ったものです。

ここまでは前置き。
この「CAROL～」がここにきて再販とか！！！




続編を小室さんが書いているような話もあり、まあ完全版という形で再販するのに大変良いタイミングだとは思いつつ、10,800円であんたって話ですよ！（お財布を開け閉めしながら）

TMの30年のうちでも今年は音楽作品・映像作品の発売がハイペースです。
4月にシングル（LOUD）とアルバム（DRESS2）、
9月にライブDVD（TM NETWORK 30th 1984~ the beginning of the end）
同じく旧版の再販（グルギア、CLASSIX、ラスグル）
10月にオリジナルアルバム(タイトル未定)、
12月にCAROL DELUXE EDITION

再販分は旧版を持っているので別に買わなくてもいいとしても。
なんというか、消しゴムっぷりを試されてる感は正直ありますわね。
※消しゴムについては各自調査

買うけど！買いますよ！ばか！！

まあ、CAROLは個人的に非常に思い入れのある作品であり、私の青春時代の象徴でもありますので年末のコレは買うと思います。CAMP FANKS!! '89とかぶる部分たくさんあるんだろうなあとか思いますけれども。
NKホールの様子とかはさまなくていいので横浜アリーナ収録分だけ入れてくれれば！
あとあえて言うなら、なんでBlu-rayじゃなくDVDなのか、と。
当時あんまりいい画質で撮影できなかったんだろうなあ。でもなあ。なんとかならんのですかねそこらへん。

こういう文句をぶーぶー言いつつ結局買うんですよ。消しゴムだから。悔しいけど。

そんなこんなで経済的に非常にピンチな秋を迎えようとしています。
俺だけに金の雨が降りますように。
んあー。